EMMANUEL VAUGHAN-LEE / BORROWED TIME (FRESH SOUND NEW TALENT FSNT209)


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アメリカ西海岸を中心に活躍する若きベーシスト、エマニュエル・ヴォーン・リーの、現代的センス溢れるニ枚目のリーダー作が登場。若いとは言っても、ティーンエイジャーの頃からプロのベーシストとして活動を始めたため、キャリアは豊富。

基本的にマーク・ターナーのテナーを全面にフィーチュアしたカルテット作品だが、曲によってトランペットのエリク・ジェカブソン等が参加。彼は先の
リーダー作でも優れた才能を垣間見せてくれた逸材。ここでも控えめながら抜けが良く、滑らかな吹奏感に溢れた好演を披露。

ローズを使い、7拍子のドラムンベース的なリズムに乗せて始まるオープニングに、お、そちらの方向?と思わせるが、その後に続くテイクはすべてオーソドックスでストレートなジャズ・プレイ。でも意外にオープニング曲のテイストも、捨て難いなぁ。最近じゃ違和感もなくなり、この手のサウンド密かに好きな人、結構いるんじゃないだろうか。スティングの名曲6は、ピアノ・トリオでしっとりと仕上げた好テイク。個人的にこういうのに弱いんだよなぁ。ベスト盤とかCDRに焼いて最後に入れちゃうタイプ(笑)。

楽曲の良さもあって、素直に聴きやすいアルバムと言えそう。進行感のハッキリした、メロディのわかりやすい曲を書く人なので、オリジナル曲も魅力的。マーク・ターナーもフロントとして牽引力のあるプレイでなかなかの出来。派手さはないけど、じっくり聴いても飽きない仕上がりかな。好内容作品、オススメ。

(2005年4月 UP DATE)

_Musicians

_Tunes

  • EMMANUEL VAUGHAN-LEE (b)
  • MARK TURNER (ts)
  • DAYNA STEPHENS (ts on 5)
  • ERIK JEKABSON (tp, flh on 1,3,7,9)
  • ALBERT SANZ (p, fender rhodes)
  • FERENC NEMETH (ds)

    RECORDED AT BAY RECORDS, BERKELEY, CA, MAY 26TH & 28TH, 2004.
  1. BELLA (E.VAUGHAN-LEE)
  2. MAYBE SO, MAYBE NO (E.VAUGHAN-LEE)
  3. I LOVE NY (E.JEKABSON)
  4. ESPERANZA (A.SANZ)
  5. VERA (F.NEMETH)
  6. LA BELLE DAME SANS REGRETS (STING)
  7. BORROWED TIME (E.VAUGHAN-LEE)
  8. GINNY'S PLACE (E.VAUGHAN-LEE)
  9. SHALL WE? (E.VAUGHAN-LEE)
  10. LOW KEY LIGHTLY (D.ELLINGTON)

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